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アリ地獄に神あらわる

今日は朝から入金と肥料の搬入のため畑に向かう。

それからトラックが空ではもったいないので、石の多く取れる川原に向かい、
道路補修用に使う石を拾って帰ろうと・・・・・・・思ったのが大間違い。

石が多い場所を探しながら、川原をうろうろ・・・

「???」と思ったときはもう遅かった。


後ろタイヤを見たら三分の一が砂に埋まってる・・
エンジンを吹かせど吹かせど脱出できず。


みんなでタイヤの周りを掘って石を入れてみたり、エンジン回しながら押してみたり・・
しかし全く動く気配はなし。


一人の男が「オレの牛は力持ちだからトラックを引っ張らせてくれ」という。
これは流石に無理だと思ったが、彼がどうしてもと頼むので仕方なく牛とトラックを接続。

びくともせず(当たり前だ)


そんな事より、あれこれ足掻いている内にタイヤが8割くらい埋まってしまった。
おまけにデフとスペヤタイヤまで砂に埋まり掛けてる状態。最悪だ・・

あがけばあがくほどタイヤは砂の中に・・・・あり地獄そのものである・・


おまけに雨が降ってきやがった。
万が一スコールが来れば、大量の土砂が流れてきて車の運命もそれまでだ。


「もうだめだな」


もし日本なら、ここでJAFかレッカー会社を呼べばすぐ解決するところだが、ここは
ミンダナオの山の中。そんなものあるわけが無い。


ボクはいじけて車の中の片づけを始めていた・・・・その時。




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一台の男がバイクに乗って現れた。

男は、困っている僕たちを見て、「青年よバイクの後ろに乗りなさい」言った。


こいつ実はオイハギなんじゃないかと思いつつも、バイクにまたがり男に身を任せてみる。
すると、5分後にとある家に到着。そこには・・


おおぉ!!トラックがあるじゃん!


神!!!


神はトラックに乗って颯爽と現地に向かった。


「青年よ。お前の手に持つロープを私に渡しなさい」


神は華麗なるロープさばきでトラックとトラックを結びつけ、2台の車でエンジン全開!!
十数人の住民もフルパワーでプッシュ!


ガガガガ!!ギューーーーン!!

やった!

救われた。助かった。


神、テンキュー!サラマッポ!
ボクはポケットにあった全財産900ペソのお金を神に差し出す。
どうぞ、これをお納めください。

すると神は、「私は200ペソだけでいい。残りのお金でみんなのおやつを買いなさい」

そういうと神は700ペソを強引にボクへ返し、とっとと森の方へ去って行った。

ボクはこの瞬間、フィリピンで起きた嫌なことや悲しいこと、人が働かないこと、財産失ったこと・・
一瞬ですべて忘れ去ったよ。なんだこのすばらしい国は!マブハイミンダナオーーー!!!
(さすがにこれはオーバーか(笑)


ふと見ると住民はモスレムありカトリックあり。みんな一緒になって助けてくれたのか?


「彼こそ神。住民は日曜の礼拝はやめて彼の家にお参りしたらいい!」
「トラック真理教か何かの教祖としてミンダナオの神にしよう!」

などと、住民に訴えようと思ったが文句言われそうなので、とりあえずみんなに心から感謝。
住民達にはビール代として700ペソを寄付。

神の家には後日あらためてお礼に伺うとしよう。



・・・で、下が今日の写真なのだが、あまりに逼迫した状態だったため、クライマックスの
写真を撮る余裕は無かった。全然写真が無いや・・ソーリー



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