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水田は終わったが

水田関係は一応終了。

庭では農夫さんの酒盛りが賑やかだ。
まぁ、今日くらいはね。

農夫さん達は、明日からあちこち脱穀して回るいつもの日々。

あんまり遅くまで飲んでると、あした仕事にあぶれちゃうよ~


ハーベスターってのは結構この辺では人気職種で、やる気のない人は居場所が
すぐに無くなっちゃう。
作業はチームワークが大事。一人の失敗が全員の財布に響くシステムだから・・
やる気のない人は自然消滅だよ。

面白いことにここは殆ど身内がいない(笑)
身内っつーのは甘える人が多いからね。貪欲でやる気のある人に速攻追い出されるのだ。



え~と、知らない人もいると思うので説明するけど、ハーベスターはオヤジさんの
仕事の領域ね。

ここは昔から「農作業請負業」をやってる訳。
ボクがここに住み込む二十年も前からね。

ウチのオヤジさんはその元締めな訳よ。

農作業の依頼を受けたら、ハーベスター軍団がトラクターや脱穀機を持って現場に行き
作業を請け負う。

日本の田舎も少子化で跡継ぎがいないから、農作業を外部に委託する農家が
増えたよね?

まぁ、事情は違うがそれと似た様なシステムだ。



ボクがやってるのは、主に水田と椰子なんだけど、水田の方の作業ってのは、その
オヤジさん率いるハーベスター軍団が主に担当している。
もちろん、正規の作業賃も払ってる。

日ごろの水・草管理は水田ごとの管理人さんが担当し、大きな作業を
ハーベスター集団が担当するって感じ。

委託しないで自分で作業しても良いが、膨大な手間が掛かるし、
農機具だって全部そろえなきゃならない。
田植えや稲刈りなんて、時に100人揃えなければならない事もある訳だし、
横のつながりの無い個人がそれだけ揃えるのは不可能だ。

だけど、ハーベスター集団に頼むと、多くの作業が一挙にシステム化されて
農作業がグッと楽になる訳。

日本人のボクでも水田を運営できるカラクリだよ。


趣味の農業で耕すならぼちぼちやればいいけど、フィリピンで商業生産する
ってーと、どうしても日本より規模が大きくなっちゃうからね。土地や人件費は安いけど
収入も十分の一なんだから・・・

photo_not_available.jpg


最後の積み込みね。

小さい袋使うな!ってあれほど言ったのに小さい袋使っていた・・・
色々な手間賃を袋数で計算する場合が多いので、数パーセントの無駄が出るのだ。
せこい話だけど、せこい蓄積が利益だからね・・・・



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■■水田ダービー結果


☆1位 助手がオヤジさんに頼んで管理してもらった水田
     540kg/10a
     なんという事だ。助手のオヤジさんの実力はあなどれない・・
     問題は、本人忙しくて継続して入ってもらえないって事・・
     ヘクタール辺り5.4トンだから文句無く良いよ。
     
     
2位  「あぜを歩く少女」の一家
     380kg/10a
    2位だけど、3割収穫が落ちてる・・・ちなみに前回は531kgね。
     闘鶏はやめて~ッ!


3位  「水路を破壊する女」の天敵のおじさん
     357kg/10a
     このおじさんはいつもこのくらい。マイペースだからね。
     まぁ歳だし、極端に下がることも無いからコレでいい。
     また、いつか破壊女が復活するかもしれないしー・・ 


4位  オヤジさんの所で働いてる農夫さん
     350kg/10a
     やられたぁ~!・・一番広い水田の下落率が一番高いとは・・・
     前回480kg
     むちゃくちゃ平均下げたよ・・・


5位  助手とケンカして追い出されたニニョー依存症のオッサン、リバイバル復帰。
     340kg/10a
     助手に捨てゼリフを吐いて出て行ったけど、子どもの病気を口実に舞い
     戻ってきた神のしもべ・・・
    う~む、チャンスを生かせないしもべだなぁ・・
     


番外  離れにポツンと存在する、2反の水田・・
     227kg/10a
     ほとんど管理なしでやってみたらやっぱ悪いね。





一見、前と変わらぬように見えるが、実は落ちてる。
なぜならば、一番広い水田がボコッと落ちちゃったから。
平均を大きく引き下げてしまった・・・
あと、大風で稲が倒れて買い取り価格も大分落ちてる・・

助手のオヤジさんが良かったのは、今回肥料の選び方が良かったんだろう。


まぁしかし、フィリピンという地域で見る収穫量としてはまずまずなんじゃないか。
これで3期作安定して取れれば文句無いけどね。それなら飯くらいは喰える。

でも、水害は忘れたころにやって来る・・・だろう。

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■■水田1ha辺りの収支

今回2位の水田は3570kg/1haの収穫があった。
卸値が16.5p/1kgだったので・・・

3570×16.5 P58905/1ha



■経費の内訳(計算方法は毎回コロコロ変わります・・・あんまりあてになりませんよ)


#収穫量で変動する経費
  管理費 約10%~15%  5890 (自分で管理すれば不要)
  脱穀費 約7%   4123 (人件費と機器リース代)
  田植え費 約10%   5890 

  運搬費、カラバウ代 1袋20ペソ 1200ペソ 
  (車まで運ぶ場合や、トラッキングの際に必要)


#収穫量で変動しない経費
  肥料、薬 7000ペソ
  種籾代 2400ペソ
  有機肥料代 (牛糞は無料で手に入る)
  雑費、ガソリン代、小物購入費 1000ペソ 

  農夫さん食事代、ミリエンダ代 2000ペソ
---------------------------
  経費合計 29503ペソ


  58905-29503
------------------------------
  純利益 29402ペソ


利益率はこの場合だと50%くらい


もし3期作だったとしたら29402×3 88206

災害が無く、収穫が安定し、相場が今程度で推移すれば、一年で88206ペソ/1ha
月当たり7350ペソくらいの収入になる計算。

1haで得られる収入は、現地の庶民レベル若しくはそれ以下だが、
5haくらいあれば、日本の国民年金と同程度の収入が確保できる?かもしれない。


但し、これは非常に恵まれたミンダナオ内陸部の場合なので、台風の来るルソン、ビサヤで
あるとか、水の少ない地域なんかだと年間収穫量は大分減ってくると思われる。

一般的にフィリピンは3期作だと思われているが、実際安定して3期作が取れる場所なんて
ほんの僅かなエリアに過ぎない。
おまけに連作すればするほど収穫量は減るしね。






以上





馬鹿ぁ~!テクノカット野郎!

古ッ・・・

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肥料屋の前で一心不乱にコーンスナックを食べる
昭和っぽい女子高生。

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