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児童労働と呼ばないで(3日目)

鶏の鳴き声と道を疾走するトラックの音で目が覚めた。
外を見ると一面朝もやに包まれている・・
時計を見ると朝5時。

台所ではおくさんが慌しく昨日買ってきた大根の皮を剥いたり、コーヒーを
作ったりしている。

農家の朝は早い。


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ここでは流石に朝シャンは見かけない。
気温が低くて寒すぎるし、水場が遠い。


みんなで朝食をとった。農夫さんは朝からドンブリ飯二杯の大飯を喰らい
仕事に備えている。
ボクは大根のキニラウと自家製のコーヒーを控えめに頂いた。

朝飯を食べる習慣が無いため、喰いすぎると胃がもたれる。



さて仕事である。

畑の木の本数とかから肥料の目方を計算して割り出す。
北は何袋、南は何袋という風に。

棒で地面に数字を書いて計算していると、農夫さんたちに感心される。


感心すると言うことは足し算が分からないということだろうな。
彼らは肥料を計算して撒いたことが無いのだ・・


カラバウ部隊に、畑のどこどこに置いてくれと指示を出し、一発目の肥料を搬出。


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カラバウ部隊が戻ってこないし・・・


数百メートル先に、たった二袋の肥料を持っていくのに一時間戻ってこない。
それに、カラバウなのに何故たったふた袋なのか?



実は彼らは足し算は出来ないが計算高いのだ。
日給以外請け負わないのはこういう事である・・・

これを解決するにはトラクターを買うか、自分でカラバウを買うかという話になるが
延々同じ事の繰り返しになるので、今は考えないことにする。



彼らはどこに行ったのかその辺の人に聞いたところ、カラバウに水浴びさせに
行ったのではないかの事。



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実はもうこの時点で、すべて肥料を引き上げて帰ろうかと思ったりした。
でも、助手に思いとどまるよう説得された。

「枯れた椰子かわいそうでしょ?」


それから、主計女子は人とのトラブルをとても嫌がる性格なのだが、この日は見かねたらしく
珍しく切れてくれた。
「リンテックス!ギッ!」(悪い言葉)


女子の一声は聞いたようで、怠け者のカラバウ部隊が動き始めた。
地上部隊もいつもの調子でテキパキと散布を始めた。

女子はこういう時役に立つ、角を立てずクッションの役割をする。
異国の馬の骨が現地住民に喧嘩を持ちかけたりすると、思いもよらぬ事件に
発展したりするけども女だったら大丈夫だ。



ボクも伐採を始めた。
がむしゃらに斧を振った。何時間も休まず振った。手が人の手のように動かない。
これだけ動いて、これだけ肥料撒いて、果たして実を結ぶのだろうかと何度も考えながら。
日本で草刈をした事は何度もあるが、そんな疲労度とは比較にならない。


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ふと気配を感じて丘を見ると、農夫さんの子どもがこっちをみていた。
話しかけてみた。

「ヘルプ大丈夫?」

「おぉ、コーヤ!」


草刈は無理そうだが、肥料なら簡単だから教えれば出来るんじゃないか思った。
予想は超大当たり。

3人の子どもが恐ろしい速度で椰子の散布を済ませていく。
どんなベテランも敵わない。彼らは日常的に椰子畑を徘徊しているからだ。


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ボクは肥料散布を横目に黙々と草を刈る。


うわわわわ!!!
いててて!!蜂が襲ってきたぁ!

ボクと子どもが蜂の被害に。
幸い毒は弱かったようで、たいした被害も無かった。


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蜂の巣


伐採を進めていると、なんだか食べれそうな木の実が生えてる!

「これ喰える?」

「おぉ、コーヤ・・」

ちょっと返答が怪しい気がしたが、ナイフを入れて口に放り込んでみた・・

うまい!ゲキウマ!甘酸っぱくて謎の香りがする!なんだか知らないけど旨い!
ボクは瞬く間に木に生えていた果実3つを平らげてしまった。



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夕方になって子ども達の凄さを思い知る。

昼から加勢した子どもが散布した面積は、なんと早朝から大人が散布した面積と
同等又はそれ以上の凄さだったのだ。

おかげで総面積の3分の2を一日目で済ます事が出来た。


なんだか、今日はとっても爽やかな汗を流したように感じた。
子どもたちが 神! に見えた。


さわやかな汗を流しに、今日もあの丘を歩いてシャワーを浴びに行こう。
チミたちの協力は忘れないよ。

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「ところで明日もどう??チップ弾むからさ!」と、聞いてみた。

「明日は町の祭りで鼓笛隊のパレードがあるんよ。ごめんね!」



こ、鼓笛隊!?こんな山の中で鼓笛隊!?
複雑な気分・・・


シャワーを終えたボク達は、月明かりで照らされた草原をみんなで歌をうたいながら帰った・・・・


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山頂から見た月


今日のおかずは、一個1ペソの激安サヨテ。
煮物にしたり炒めたり。


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マジでどっかのジャングルの原生林に生えているような
巨大な菜っ葉が生えているから凄い。
漬物にでもするか!?


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この家はウチ貴重品を持ち去り、動物を売っぱらい、山小屋まで破壊した
もと農夫の家。
連絡用の無線機も質に入れたらしい。
なんでこっちの馬鹿助は質屋が大好きなのか理解に苦しむ。


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他所の土地との境界線に植えてある木が切り倒されていた。
上記の馬鹿助の仕業に違いないだろう・・・


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ボクは前から大型犬が飼いたいと思っていたのだが・・・・


畑の近くの村に、アメリカ?の血を引くと言われる大型犬がうようよ。
ド田舎の閉鎖された空間の中で、他多種と高配する事が少なかったらしい!?


その大型犬の一匹、コイツと


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今回お世話になったお宅にいた コイツ
(飯を与えてないので痩せて貧乏くさいが結構大きい)

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凶暴なコイツは従兄弟

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上記二匹のあいのこがやたら耳のデカイこの犬らしく、


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このキツネみたいな犬が、果たして大きくなるのか疑問だったのだが、
なんとなくこの子犬がウチに来たそうな顔をしていたので、お金を払って買ってしまった・・


という訳で、現在うちにいる。

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上の3匹は非常に凶暴で、犬小屋を覗いた者を食い殺すという!?ホンマか!?
確かにどの犬も、棒に異常な執着を見せ、棒を持った者を追い掛け回したり、竹の棒を
見せると噛み砕いたり・・・


こんなウサギみたいな犬が、果たして上記のように大きく凶暴になるのか!?

ホントはその辺の野良犬買わされたんじゃないかな!?とも(笑)

棒が嫌いだっつー事は、暴漢者に有効かもしれない。



犬に知識の無いボクはわからない・・

とりあえず、育ててみることにする。



お犬様が汁飯食べません(泣)肉しか食べない・・・



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