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ジャングルはここですか?(2日目)

一杯のコーヒーとタロイモを出してくれたのは、今回お世話になった農家の奥さん。

ウチの昔の山小屋が元住民に無残に破壊され、住むことが出来なくなったので、
作業期間中のホームステイの可否を訪ねたところ、快く受け入れてくれた。

彼らはこの地で長年コーヒー栽培を営む農家。
気さくなご主人と奥さん、15歳と12歳の娘さん、13歳の息子さん、そして2匹の
犬が仲良く暮らしている。
あと、三人の娘さんがいるらしいが、都会のラグナという町に奉公に出掛けているとの
事だった。

今回、荒れ果てたうちの畑を見かねて、メンテナンスするように働き掛けてくれたのは
このご主人である。



現地に着いたボク達は、まずご主人の案内で畑を見て回ることにした。密林化
した場所、ご主人が暇を見て刈ってくれた場所。

無残に朽ち果てた思い出の山小屋を見た時は心が大変痛んだ。



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山小屋を破壊したのは、元管理人の仕業らしいが、その持ち去った廃材で
ウチの畑の別の場所に新たに別の住居を作るというずうずうしさには
心底腹がたった。

今回我々がやって来たことを聞いてどこかに隠れていたようだが、もし見つけたら
自分に怒りを制御できる自信は無い。



畑の状態も想像以上に悲惨だった。


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放置した数年は畑の歴史を変えるには充分だったらしく、直径10cmを超える
木々が生い茂り、人工的な畑は瞬く間に自然のジャングルに戻ろうとしていた。

実りかけの果実は、その多くがネズミの餌となり、マトモな果実は収穫可能高の
100分の1にも満たない状況だった。


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ボク達は自宅に戻り長靴を脱いだ。
夕食を取りながら、キャンドルの下で明日の予定を話し合った・・・


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山は慢性的に仕事が不足しているらしく、10人以上の農夫さんから働きたい
との申し入れが合ったが、ボクは地上の5人とカラバウ使いの2人とご主人、合計8人
だけですべての作業を行うことにした。
山の人が働かないことは分かっていたし、畑が回転するまで無駄な出費は極力
抑えたかった。
少しの仏心が、その後の生活をすべて破壊してしまう事もあるのである。



空には丸い月が昇り、カメムシが飛来し始めた。

とにかく今日の旅の疲れをシャワーで流したい。
ご主人の娘さん達と二匹の犬が、遠方の水場まで歩いて付き添ってくれた。
ウチの水場は干ばつの影響で枯れかけて使えないのだ。


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水場までの距離は約2km・・・椰子畑を通り、草千里を彷彿させる丘を抜けると
滾々と水の湧き出る水場に到着する。


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みんなで一緒にシャワーを浴びた。
天然の湧き水はとても冷たく気持ちがよかった・・・

地上との気温差は約8度。
今日はぐっすり眠れそうだ・・・





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水場の周辺はマジで底なし沼だった・・・


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サンダルを飲み込まれたので取って貰う。


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野を超え椰子畑を通って水を汲みに行く。


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夜の食事は鶏のスープと買って行ったダイコン。
日本人用に最適化はしていないので、山の標準的な味付けである。


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