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トラック無いよ~(1日目)

先ほど何とか自宅にたどり着く事ができた。
予定より早く帰還できたのは、地上の畑から連れて行った農夫さんのおかげ。
山の農夫さんは基本的にダメ。


電気もない、ガスもない・・
干ばつで飲み水さえ満足に確保できない究極の状況での3日間?の労働は、ひ弱な
日本人にとって実に過酷なものであった。

蛇に襲われ、蜂に刺され、棘を放つ謎の野草に悩まされ、赤ありと戦いながら、
半ばジャングルと化した農地を切り開き、肥料を散布する。


時折実をつける野生の果物で乾いた喉を癒す・・・
蚊が少なく、地上より気温が低いことが救いだった。


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26日、我々開拓団一行は、某山に向け、オンボロ軽トラで出発する。
メンバーはボクを含めて5名。

下の椰子畑の管理人、女性農夫、男性農夫、主計補佐の助手、そして隊長?のボクである。


25日、肥料運搬トラックにいきなりのスッポカシを喰らったボク達は、山行きの
便を探し回るも、7トンもの荷物を運搬できる交通便など簡単に見つかるわけもなく、
途方に暮れ、肥料の上に腰掛けて呆然と青空を見つめる・・・

うちのトラックは過激な登坂不可だし、軽トラじゃ14往復も掛かってしまうなぁ・・・




今回肥料を手配した肥料屋のすぐ近くに、山行きのジープの停留所があった。
ジープの運転手なら山の便に詳しいかもしれない。
一応山行きのトラックの情報をたずねてみよう・・

とある運転手が、「そんならうちのジープ使え。料金は50kg辺り35ペソだよ。」

肥料は7トンあると言うと、「おぉ、大丈夫だ」という。


おいおいそりゃ無理だろうと思った。肥料を人に換算すると140人もの人数に
なってしまう。アンタ、イナバの物置じゃないんだから・・・
勾配30度はあると思われるエンジン破りの坂を、そんだけの重量で登れる訳が無い。


でも、他に選択肢が無い。もう、今のやる気とタイミングをを逃してしまったら、
もう二度と山には手をつけない気がした。とりあえずジープに頼んじゃえ。


肥料屋の店頭にジープを横付けし、人扶さんが窓からどんどん肥料を投げ込んでいく・・
シートの面まで達したら、今度は屋根の上に乗せていく。
どんどんどんどん・・


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ある程度肥料が達したところで、こりゃ無理だな・・と運転手。

「もう一台ジープを手配しよう。」


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二台だと一台辺り70人。
それでも多いような気がした。いくら過積載が常識のフィリピンでも。


Σ(`Д´ )
あれだけ肥料を積み込んだジープに人がどんどん乗り始めた!


マジですか!?(;´∀`)


まぁいい。プロに任せましょう・・




我々は出発した。
時刻は昼をとっくに過ぎ、もう丸二日無駄に過ごしている。


なんとか明日から散布に取り掛かりたい。
肥料が無事に到着することを祈りながら、我々は悪路の先陣を切った・・





肥料屋のおばさん。店内にはウチの肥料がぎっしり。
裏切ったトラックのせい。


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なんという事でしょう!
多くの運転手たちを死へと導く恐怖の坂が、綺麗に舗装されているではないか!!!


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ちなみに去年の写真。
この通り、登れなくなったトラックが坂から落下していく様をまじかに目撃できた。
写真じゃ分からないんだけど、マジで凄い坂なんです。
エンブレ一速で下って、おそらく6、7千回転くらい行ってるんじゃないかな!?


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坂を登り切った所に水の補給場があり、ラジエターを冷やしたり給水したり・・


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悪路は急ピッチで工事が行われていた・・・
なにやら政府関係者が山の向こうの町に行こうとしたが、悪路のため行けなかったらしく、
急遽工事が行われているとのこと。
これが綺麗に開通したら夢のような話である・・


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この世にも恐ろしい石は昔からある。


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最初の坂のような激しい坂を10回くらい突き進む・・


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Σ(`Д´ )!


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山あいの村が見えてきました・・
ここで格安野菜を物色するのが楽しみ。
大根一束20円とか、大カボチャ10円とか、菜っ葉が2円とか・・・


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こんな感じの屋台が沢山あります。
ここで仕入れて地上で売る人も多いのです。


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野菜の番をしている子ども。


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やっと最後の村に着きました。
ここからウチの畑までは車で10分ほど・・


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とりあえず、何か食べて落ち着きます。ハァ・・・


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現地の家庭に無事肥料が到着しました。
それもちゃんと二台とも(笑)


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あちこち肥料だらけ・・
問題はここからです。


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ふかし芋のオヤツで歓迎してもらいました。


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つづく

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