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モーゲージ Mortgage


今、いつもの甘ったるいネスティーを飲みながらパソコンに向かっている。

今日は一日中のんびり過ごそうと思ってたのだが、午後からモーゲージ(抵当権)を希望する
お客さんが訪れて、是非水田を見て欲しいと言うことで、急遽担保の水田を見に行ってきた。

このモーゲージとは、土地を担保にお金を借りるシステムで、こちらの地主の間では、
急な出費時に、まとまったお金を得る手段として広く用いられている。

手続きは難しいものではなく、登記簿を持ち、債権者(貸主)と債務者(借主)が証人を連れて
役所か弁護士事務所へ行き、所定の手続きを行えば良いだけだ。

手続きが終わると、定めた期間、債権者はその土地を利用しても良い決まりで、その土地が
水田ならば水田として使用でき、利益は全て債権者のものとなる。

期間が終われば債務者はお金を債権者に返し、土地を返してもらう。
債権者のメリットは、契約期間中に水田で得られる利益である。
もし債権者に水田運営の為の農機具やノウハウがあるならば、担保期間の数年間で、ヘクタール
辺り何百俵もの収穫を得る事も可能である。

債務者のメリットは、金利無しでお金を得られるという事で、目の前のお金に釣られがちな
フィリピンの国民性も手伝って、この抵当権の手続きはミンダナオ各所で非常に多く行われている。
例えば、日本ならば、預金をする事で急な出費に備える人が大多数なわけだが、ここでは資産を
抵当に入れる事で出費に対処する人が大多数なのだ。





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今日会った農園主は女性の方で、役場の仕事をしているらしかった。
父親はその昔豪農だったみたいで、家は大きく洋風のモダンな作り、広いリビングには10以上の
ソファー。古いがしっかりした無垢の家具が備え付けてあり、天井には巨大でレトロな扇風機が
クルクル音を立てて回っていた。

どうして豊かに見えるご婦人が、大事な水田を担保にしてまで少しのお金を用立てたいのか理解に
苦しむ所だが、こちらの国では子どもが多い分、父親の財産を食いつぶす速度も速い訳で、
この家庭も例外では無さそうだった。


写真は、今日下見に行った水田。

水の利が非常によく、3毛作が可能なようである。
既に田植えが済ませてあったので、収穫を済ませてから契約するように
促したが、どうしてもお金が重要との事なので、田植えに掛かった経費のみ
こちらが負担して引き継ぐことにした。

双方の気が変らなければ、週半ばに役場へ。








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